2024.04.25 中2数学、第1章 式の計算 章の問題Aの8
中2数学、第1章 式の計算
章の問題Aの8
2,4,6の和は12で、6の倍数になります。このように、3つの続いた偶数の和は6の倍数になります。このことを、文字を使って説明しなさい。
この問題は、3つの続いた偶数の和が、6の倍数になることを、文字を使って説明する問題。
だから、3つの続いた偶数の和が 6 × 整数(この計算結果は6の倍数)になることを
説明すればいい。
nを整数とすると、偶数は2n。
もっとも小さい偶数を2nとすると、
3つの続いた偶数は、それより2ずつ大きくなっていくから、2n+2、2n+4。
3つの続いた偶数を足すと、
2n + (2n+2) + (2n+4)
=6n + 6
=6(n + 1)
nは整数なので、(n+1)も整数になる。
6(n + 1)は、 6 × 整数 の形なので、6の倍数である。
↑↑↑
学校では、以上のように解答してね。
ところで、24日のミーテングで、けいちゃん、じいが、「はっと」する解答してくれたんだよね。
なんと、
× + (×+2) + (×+4)= 3× + 6
ただし、×には偶数が入る。
けいちゃんは、以下のように検算までした。
×=2 → 12
×=4 → 18
じいがもう少し意地悪く、検算してみる。
x=0(0も偶数だからね) → 6
×=―2 → 0(0も6の倍数だね)
×=―4 → ―6
問題の答えとしては、いいように思えるけど、問題の意図(6×整数)からは外れているから正解にしてもらえないかもしれない。
でもね、この式を短時間のうちに自力で考え出したのだから、たいしたものだよ。
「こんなことを考えたんですけど、どうですか。」って、
先生に感想を聞いてみたらどうかな。
ちなみに、ChatGPTに質問してみた。
以下、解答。
けいちゃんの解答に酷似。
けいちゃんの式のあとに、ChatGPTのような説明がつけられれば、説得力があるかも。
You
2,4,6の和は12で、6の倍数になります。このように、3つの続いた偶数の和は6の倍数になります。このことを、文字を使って説明しなさい。
ChatGPT
ChatGPT
理解しました。3つの続いた偶数を 𝑛、𝑛+2、𝑛+4 とすると、これらの和は次のように表されます。
𝑛+(𝑛+2)+(𝑛+4)
これを計算すると、
3𝑛+6
となります。ここで、3𝑛 は 𝑛 の3倍です。偶数の3倍はまた偶数であり、その中で最小の偶数は6です。つまり、3𝑛 は6の倍数です。そして、6は自身も6の倍数ですから、3𝑛+6 は6の倍数です。