2024-06-12 15:55:00

2024.06.12 中2、前期中間、歴史「鎌倉幕府と元寇」

鎌倉幕府と元寇

 

元軍の襲来ののち、幕府に対する御家人たちの不満が高まっていった理由を二つあげよう。

 

1.(自衛戦争で、)新たな領地が得られなかったため

2.(悪党の取りしまりなど、)治安維持などのために、御家人の負担が大きくなったため。

 

(3つ目をあげるとしたら、

3.北条一族の幕府政治の独占)

 

 

幕府がおとろえていった原因について、幕府と御家人たちの関係に注目して説明しよう。

 

(鎌倉幕府は、土地を仲立ちとした主従関係であった。

つまり、「奉公」(いくさ)することの見返りとして、「御恩」(土地)が与えられるしくみだった。

しかし、元寇は、自衛戦争であったため、)新たな土地を幕府が御家人に与えることができなかったことで、土地を仲立ちとする主従関係がゆらいでいったため。

 

 

(単に、なぜ鎌倉幕府がおとろえていったかという問題だったら

 

元寇が自衛戦争であったため、「奉公」に対する「御恩」(土地の提供)が与えられず、御家人は困窮し、領地の売却などを行った。

これに対し、幕府は領地の無料変換などの「徳政令」を出したが、かえって社会の混乱を招いてしまったため。)