2024-06-12 15:59:00

2024.06.12 中2、前期中間、歴史「天下統一を目指して(織田信長/豊臣秀吉)」

天下統一を目指して(織田信長/豊臣秀吉)

 

  信長の台頭と室町幕府の滅亡

1.尾張(愛知県)の織田信長は、駿河(静岡県)の今川義元を

  桶狭間の戦いで破る。

2.義昭を室町幕府の将軍にすえる。

3.義昭を京都から追放し、室町幕府を滅ぼした。

4.長篠(愛知県)の戦いで、甲斐(山梨県)の武田勝頼を、

鉄砲を活用して破る。

5.比叡山延暦寺、一向一揆、本願寺を降伏させ、天下統一を目指す。

 

 

  信長の政治

1.安土(滋賀県)に安土城を築城

2.楽市・楽座

  「座」がもっていた特権を取り上げて、商人たちには税を免除した。

  自由な営業を認めて、商工業の発展をうながした政策。

3.道路整備や関所の廃止

4.征服した土地に対しては、検地を行って、軍役を課した。

5.堺屋京都の豪商に対しては、軍用金を要求した。

6.以上のような政策で、荘園や座の支配を通じて利益を得てきた

  公家や寺院の力は衰えていった。

7.関東地方から中国地方の一部までをほぼ統一

8.明智光秀の謀反で、京都の本能寺で自害。

 

 

  秀吉の天下統一

1.光秀を討ち、信長の後継者になり、大阪城を築城し、全国統一事業を進める。

2.関白

3.九州の島津、関東の北条氏、そして、奥州も服従させ、天下統一を実現。

4.堺、博多、長崎の貿易都市や、石見銀山(鳥取県)を支配し、

  莫大な利益によって権力を強めた。

 

 

 

 

  豊臣秀吉の政治

1.太閤検地

・「ものさし」や「ます」を統一し、生産量を石高で表す。

  ・耕作している農民を「本百姓」として、検地帳に記録

            ↓

  ・百姓は耕作の権利を保障、年貢を納める義務を負い、

土地を離れることができなくなった。

  ・武士は、石高に応じて、軍役。

  ・荘園領主の公家や寺社は土地の権利を失う。

 

2.刀狩

・百姓が一揆をくわだて、年貢をとどこおらせないように、

 百姓から刀・やりなど武器をとりあげる。

 

3.兵農分離

  ・百姓→町人を禁止

  ・武士→町人や百姓を禁止

  ・城下町に武士と町人、百姓は村に住み。

           ↓

  ・武士が強い支配権をふるう近世社会の基礎が築かれた。